９月27日に日本プレスセンタービル９階会見場で行われた時事通信社解説委員・軽部謙介氏による定例講演会「日米経済交渉の展開と課題＝報道のチェック機能強化を視野に入れながら＝」には多数の方がご来場いただきありがとうございました。

 日米の両首脳が米国ニューヨークで25日(日本時間26日)、日米貿易協定に最終合意し、共同声明に署名した。今回の協定について、軽部氏は、米国側が農業分野で環太平洋連携協定(TPP)並みの待遇を獲得したことや、日本側が求めていた自動車分野での乗用車輸出の関税撤廃が先送りとなったことなどについて、「トランプ再選への協力？」と疑問を投げ掛けた。問題絡みの協定とも言えるとし、メディアによる検証が必要と訴えた。

講演概要は「メディア展望」11月号にも掲載する予定です。こちらもぜひ、お読みください。