2019.06.01

メディア展望

『メディア展望』6月号発行のお知らせ

編集長の一言二言

6月号は、巻頭に「ニュースメディアの近未来」と題したパネル討論会の概要を掲載しました。ネット世界に詳しいパネリストの発言は、ネットメディア興隆の中で新聞など伝統メディアがいかに生き残りを図るかを考える上で非常に興味深い内容になっています。

▽小池新氏の「プレスウオッチング」は、「令和」のお祭り騒ぎをあおったメディアを厳しく批判していて、小気味の良ささえ感じます。「元号が変わっても世の中はそのまま」と冷静な目線で、参考になります。

▽書評は、共同通信OBの古賀純一郎氏の「すべてを疑え~フェイクニュース時代を生き抜く技術」。また久しぶりの「マイブック」欄は「新日本縄文書紀」で、原作が時事OB、信太謙三氏の小説「天孫降臨」で、これを漫画化したものです。(倉沢章夫(としお)