2026.03.01
メディア展望
『メディア展望』3月号発行のお知らせ
編集長の一言二言(3月号)
■高市早苗首相が「私が首相でいいのか問いたい」と決断した解散・総選挙は自民党の歴史的圧勝で幕を閉じました。連立政権から離脱した公明党が立憲民主党と結成した新党「中道改革連合」は惨敗し、党の立て直しに赤信号がともっています。今月号はさまざまな角度から総選挙を検証する記事を掲載しています。巻頭記事では共同通信の中久木宏司衆院選選挙班長に「サナエ台風」が吹き荒れた選挙戦を総括してもらいました。音好宏氏の「放送時評」では政治的公平性にとらわれてきた放送局の報道ぶりを、杉浦信之氏の「メディアの日本語」、井芹浩文氏の「メディア談話室」も報道各社の報道に焦点を当てて検証しています。
■ロシアがウクライナに侵攻して丸4 年が経過しましたが、いまだに和平への道筋は見えないままです。500日におよぶ現地取材で悲惨な戦争の実情を伝え続けた共同通信の小玉原一郎元キーウ支局長の講演録を掲載しました。小林恭子氏の「海外情報(欧州)」では、足腰が定まらず、時にロシア寄りの言動を繰り返すトランプ米大統領に翻弄される北大西洋条約機構(NATO)各国の実情を報告していただきました。ロシアの脅威が迫る中で、欧州各国の「覚悟」が問われています。
■外国の対日世論調査で、トランプ大統領が、世界に悪影響を与えていると回答した人が各国で5 割を超え、米国が世界平和への脅威と感じる人も大きく増えています。一方、韓国の対日好感度が56.4%と大幅に上昇し、初めて5 割を超えました。今月号には調査の詳しい分析原稿を掲載していますので、ぜひご一読ください。 (一ノ瀬英喜)

