2019.11.01

メディア展望

『メディア展望』11月号発行のお知らせ

編集長の一言二言

▽相次ぐ台風は日本各地に大きな爪痕を残しました。中でも19号は未曽有の洪水の被害をもたらし、復旧に時間がかかっています。こうした災害を前に無力感ばかりが募りますが、やはり防災への意識を高めることが必須なのでしょう。先に開催したシンポジウム「大地震、異常気象をどう乗り切るか~しのぐ力育むメディア報道」はそうした認識から開催したのでした。基調講演者やパネリストの皆さんはこの間、テレビの報道などで引っ張りだこでした。実際の洪水とハザードマップは合致していたのか否か、など今後の検証が待たれます。このシンポの内容をまとめた書籍が10月初めに刊行されました。興味のある方は手に取っていただければと思います。

▽このシンポに続いて118日(金)に大阪のヒルトンホテルで今年度2回目のシンポジウム「五輪と万博、東京・大阪の未来予想図―メディアに課せられた視点―」を開催します。初の大阪開催で、聴衆の集まりが気になるところです。

1010日(木)に時事通信ホールで開いた前嶋和弘氏(上智大学教授)の特別講演会は200名余りの聴衆を集め盛況で、内容的にも米国の政治、大統領選などに関して分かりやすく解説していただき、好評でした。

▽小職も委員になっている新聞通信調査会の出版助成事業ですが、今年度は元朝日新聞の前川惠司氏の「朝鮮報道50年」(仮題)に決まりました。委員全員一致の選定でした。今回は選定されなかった中にもレベルの高い作品があり、捲土(けんど)重来を期待します。(倉沢章夫(としお)