2026.01.01
メディア展望
『メディア展望』1月号発行のお知らせ
編集長の一言二言(1月号)
■新年明けましておめでとうございます。昨年は、トランプ関税など「米国第一主義」を掲げて再登板したトランプ大統領に全世界が振り回された1年でした。今年の11月に予定されている中間選挙では、共和党の劣勢が伝えられているだけに、トランプ氏の繰り出す一手に目が離せない状況が続く見込みです。同氏は同盟国をないがしろにする姿勢が目立つだけに、日本にとっても「覚悟」が問われる1年となりそうです。
■そこでトップページでは、共同通信元論説委員長の杉田弘毅氏に2026年の世界情勢を展望していただきました。国連安保理の常任理事国でありながら核兵器使用をちらつかせてウクライナを侵略したロシアのプーチン大統領、「戦狼外交」で対外強硬路線をひた走る中国の習近平国家主席。そこに西側民主主義国の盟主の座を捨てたトランプ氏が加わり、「これからは俺たち3人で世界を取り仕切ろう」という事態になれば、「悪夢」で国際社会は「弱肉強食」の世界に逆戻りです。とりわけトランプ氏は自身と一族、さらに側近の金儲けしか眼中にないと指摘されています。ウクライナ和平の調停に門外漢のウィトコフ特使を起用し、和平後の経済利権の話をしているのは、そのいい例です。おぞましい世界が現実のものとならないよう日本は米国をもう一度民主主義陣営に引き留める努力が求められています。 (一ノ瀬英喜)

