2020.02.01

メディア展望

『メディア展望』2月号発行のお知らせ

編集長の一言二言(2月号)

▽寒さなお厳しい折ですが、2月号をお届けします。巻頭は、昨年11月に大阪で開催したシンポジウム「五輪と万博、東京・大阪の未来予想図―メディアに課せられた視点―」のパネルディスカッション部分です。関西大学名誉教授の宮本勝浩氏は、五輪・万博について大きな経済効果があると指摘、元女子バドミントン日本代表の小椋久美子さんは、日本選手にとって自国開催が後押しになると語るなど前向きの評価。またスポーツライターの生島淳氏は、外国人受け入れに当たっては解決しなければならない問題が多いと述べたほか、時事通信社解説委員長の小林伸年氏は肥大化した五輪の見直しに触れました。テーマがテーマだけに具体的で分かりやすく、盛り上がりのあったパネル討論会だったと思います。

▽鳥居英晴氏の「徳光衣城の新聞街放浪記」は、面白い読み物になっています。明治から大正の時代の新聞記者も大変だった様子がよく描かれていると思います。

▽中澤孝之氏の書評(『パステルナーク事件と戦後日本』)を読むと、映画などで知られた「ドクトル・ジバゴ」の翻訳本刊行の経緯がよく分かります。編集子も時事通信入社時、なぜこうした文芸書が時事から出ているのだろうと不思議に思ったものでした。(倉沢章夫(としお))