2021.12.01

メディア展望

『メディア展望』12月号発行のお知らせ

編集長の一言二言(12月号)

■本年最後の12月号となりました。コロナ禍が始まってから早や2年。光陰矢の如し、です。ワクチン接種の徹底からか第6波がやって来るような気がしません。とはいえマスク着用など対策は欠かせないでしょう。読者の皆さんもお気を付けください。

■ポストコロナということで12月号では、10月末に開催したシンポジウム「コロナ後の世界秩序、米中と日本~メディアの立ち位置を考える~」の船橋洋一氏による基調講演を巻頭に持ってきました。米中対立に関してさまざまな米国人識者の発言を引用して読ませますし、日本の対応についても興味深い内容を語っており、参考になります。さすがベテランジャーナリストの解説と思いました。

■津山恵子氏の「海外情報(米国)」を読むと、地方メディア再生の新たな動きが出てきているようです。日本と違ってドネーション(寄付)の文化が根付いた米国ならでは、なのかもしれません。(倉沢章夫としお